何度も言いますが難しい話は出来ません。
野田総理がTPP交渉参加表明を決断しました。
今も賛成・反対が暴風雨のように吹き荒れてます。
賛成の人の意見、反対の人の意見を新聞・テレビで見聞きして、どちらにも
言い分あるなと思ってます。
農業1つとってもあまりに深い問題。
21分野と裾野が広ければ1年や2年の議論では結論は出ないと確信してます。
その中、野田総理の決断は勇気のある決断だと思いました。
私は交渉参加には賛成です。
TPPに入るかどうかは条件しだいです。
仕事柄、日本の真の景気が肌で感じられます。
いろんな職業の方と接し、いろんな街の空気・・・
景気指数とか、難しいデーターはわかりません。
今の日本の景気、私なりの判断ですが前にも増して人・物・金が全然動いてません。
リーマンショック以降、目に見えて人・物・金が動かなくなりましたが、ここ数日
ひどい状態です。
国民の心理としてアメリカが息切れ状態。ヨーロッパはギリシア・そしてイタリア危機。
もしかしてアメリカに飛び火?
そういう不安で更に世の中にお金が回ってないのでは?
日本もこれから更に少子高齢化社会。
円高などで企業は更に海外へ出ていくでしょう。
日本は内需拡大を推し進めようにも、この状況の中では昔のように高度経済成長は
望めません。
日本が生き残る道は第2の開国しかないのでしょうか。
メリット・デメリットはどんなことにもあります。
これから日本がアメリカと交渉して特に打撃を喰う農業は条件付きで交渉。
まずは交渉参加ではないでしょうか。
交渉する前から、ただ反対!反対!では何も前に進みません。
今の日本の状況、私の勘ですが待ったなしの状態です。
これに乗り遅れたら日本は世界の片田舎になってしまうでしょう。
これだけの大きな国策問題、常に反対が大きかったような感じがします。
例えば、日米安保条約。
この時もデモ隊と機動隊の激突をテレビで見た記憶があります。
子供時代だったので詳しいことはわかりませんが反対勢力のほうが多かったのでは
ないでしょうか。
だけど今の日本を取り巻く環境。
ロシア・中国・北朝鮮に囲まれ、もし日本単独だったら完全になめられているか、
侵略されているか、または日本の軍事を増強するため防衛費が増大し国民生活に
多大な影響があったと思います。
日本全国各地、米軍基地というデメリットもありますが今にして思えば日米安保は
正解だったと思います。
TPPも反対勢力のほうが多いです。
今回の野田総理の勇断には拍手を送りたいと思います。
歴史が証明するでしょうが10〜20年後TPPは正解だったと願ってやみません。
10〜20年後日本のみならず世界全体、大きく様変わりすると思います。
幕末の黒船来航から10数年後、日本は大きく変わりました。
歴史は繰り返すじゃないけど大きな激動の時代です。
私はTPPに関しては前向きに考えていきます。
まさやん